中国のビザを取得する際の健康診断について

最近は中国で仕事をするという人も増えましたね。しかし、中国のビザを取得する場合、他の国とは違ったシステムがありますので、覚えておかなければいけません。ここでは、中国のビザを取得する際に必要となる健康診断について紹介します。

◆ビザを取るときには健康診断は必要ない
まず、中国のビザというのは自分の国を出るときに中国大使館で取得しなければいけないビザのみを指すわけではありません。確かにこれはビザなのですが、中国では中国国内に入ってから24時間以内に近隣の警察署に行き、臨時宿泊登記というものを行う必要があります。そして、その臨時宿泊登記の用紙、パスポート、雇用証明書等に加え、健康診断の証明書を持って30日以内に宿泊許可を得なければいけないのです。この宿泊許可を得て初めて中国に滞在できるということになります。一般的な国では、大使館でビザを取得すればそれで終わりですが、中国の場合はこのようにいくつものステップを踏まなければいけないということを覚えておきましょう。

◆国立の病院で受ける健康診断
中国の宿泊許可を得るために必要な健康診断は、中国の政府が提供している診断証明書に結果を書いてもらう必要があります。そしてこの健康診断を受けられるのは国立の病院と決められており、必ず国立の病院に行って予約をしなければいけません。外国人体格検査という健康診断を受けますが、健康診断の診断証明書はインターネットでダウンロードできますので、病院に持参するようにしましょう。また、近隣の国立の病院を調べ、予約をする必要があります。国立の病院であれば、「中国に行くために外国人体格検査を受けたいのですが」と言えば大体通じるでしょう。通じないのであれば他の病院に行った方が良いかもしれません。経験がある病院の方がスムーズに進みます。
また、東京にある日中友好病院でもこの外国人体格検査を受けることができます。もしも日中友好病院に近い場所に住んでいるのであれば、この病院に行った方が確実です。

◆ちょっと待って!どこに行くの?
実は、この外国人体格検査には穴があります。というのは、中国は都市によってルールが違っており、場所によってこの外国人体格検査に加え、異なる健康診断の項目が必要になる場合があるのです。そのため、それを知らずに外国人体格検査を受け、いざ中国に行ったところで「この項目が足りないからもう一度受け直してください」と言われてしまう人が少なくありません。運がよければ足りない項目だけ受ければ良いですが、運が悪ければすべての項目を受け直さなければなってしまいますのでもったいないですよね。これは、これを担当している人の力量によりますのであくまでも運で決まります。
それならば、どうやって+ αの項目を調べれば良いのでしょうか。実は、日中友好病院に電話をすると調べてもらえます。例えば北京に行くのであれば、外国人体格検査に加えて腹部超音波が必要になりますが、これらは日中友好病院が全て把握していますので、日中友好病院に電話をかけ、自分がどこの都市に行くのか、どの項目が必要なのか、確認しておきましょう。それにより、現地で再び健康診断を受けることなく、宿泊許可を得ることができます。